いきなり試奏大会

大将のFL受取り&Pic調整のついでに船橋に行って試奏した(←いい加減買え)。 調整したPicは上のHがやはり出にくい(五線譜の上に五本線引くHね)。 今日は、俺のFLも反射板がズレてたので、クルクルキュポン(←FL吹きならわかるハズ)をやってるので秋に出そうかな・・・。
で、もののついでに試奏した。
【ムラマツ DS-RCE】RCE=オフセットリングキー/C-Foot/Eメカ付。 ムラマツは誰が吹いても良くも悪くもムラマツの響きとの事。でも嫌いじゃない。言われてみれば、高音域〜低音域、強音〜弱音まで全て統一された響きなので、意図的にニュアンスを変化させようとすれば至難のワザなのか。 ヤマハIdealくらいのパワーだけど、大音量ではなく、密度の高い音な感じかな。 楽団で、隣りの女子がDS吹いてるが、そんなに猛烈な音ではない。 でも出すように言えばガッツリ出すので、コントロールして吹いているのか・・・。 ヤバイな>俺。
【ヤマハ YFL-891】ハンドメイドフルート。ヤマハの響き。 同じハンドメイドでもIdealとは違い、今までのヤマハの響き。 正直言うと、714と891の違いがあまりわからない・・・、うん、いや、その場で吹き比べたら全然違うんだろうけど、idealは単体で全然違ったからそれを期待してたのかも。 あと、リングをキャップで塞いでるのも影響あるかも。Idealより高いのでさすがにコレは買えないかな。
【アルタス A1207】この中では割りとお値打ち総銀(と言っても諭吉30人強gkbr)。 個人的にはアルタスって微妙なメーカーだな、って印象だったが、吹いてみたら結構良さげ。 メリハリ効いてスッキリして素直な音。 吹いていて気持ちいい。どっちかっていうとミヤザワ系の音だと思う。 ただ、チョットシンフォニックには明るすぎるか。Ag925より銀含有の多いブリタニアシルバーだと違うのかもね(買えんケド)。 マーチ・Pops系ならこれはアリ。 ま、今の楽団でガチのシンフォニックはやらない(できない)だろうけど。 同価格帯で言えばYFL-714のほうが好きな音色。
【ミヤザワ Legacy3】今持ってるFL(gi-bu)の直系。リッププレートが9Kゴールド。 デザインは変わっているが、キーのポジションや高さ・厚みが今のフルートと殆ど同じで一番手に馴染む。 音も今の楽器の新品の頃の音って感じで安心。 ゴールドリップだったものの、全体としてミヤザワのシルバー然とした音色だった(要は違いがワカランカッタ)。 ブローガーシステムはどっちかっていうと耐久性、リペア時のメンテナンス性の向上が主な気がして、アマチュアレベルでは半年おきに調整してればメリットはさほど無い気がする。 で、結果、さほど聴き心地が変わらない音色に今の楽器の2倍の諭吉先生をお財布から出すってトコロに若干の抵抗あり。 目新しさ、新鮮さが音に無い。なんか先が見えてる感じがしてテンション下がりそうなので、ミヤザワは買わないかな。

結果、ヤマハ714・Ideal、ムラマツDSがいいなという印象。 ただ、DSは高い・・・。
ま、正直なハナシ、耳のいい人、プロのリペアマンの前で音やメカについて感想を言うのは想像以上のプレッシャー。ま〜、でもそういうレベルの人たちは優しいからニコニコして聞いてくれるんだよな〜。で、ついつい調子乗ってエラそうにワーワー言って、家帰って布団の中でジタバタする始末。