純正律と平均律

 と銘打ったものの専門的な話ではありません。そんなのできないし。
 自分が小学生の頃は男で楽器できるのは、かえってちゃかされる時代でして。そんな中嫌々6年間遅々として進まないながらもピアノを習っていたせいか先生の家の2台のフルコンサートグランドの音ってなんとなく覚えてる。コンサートとかでたまに"あ、先生の家の音だ"って事があります。無論電子ピアノはほど遠い音。 純正律は大学で吹奏を始めてから初めて知った。 で、指揮者の先生が純正調はこんなに綺麗に音が解け合うって言ってもさー、感覚的には自分はピアノの音が好きだったので、ちょっと疎外感有った。ピアノのぶつかる音が結構好きだった。 後々、フルートが多少吹けるようになってから、解け合う良さはわかりましたけど。

 え〜と、言いたい事は全然違くて。 先生クラスの人が(吹奏楽部だから)純正調は綺麗だ、っていうと、宗教のように純正律をあがめ、ピアノの和音は濁っていて汚いという輩が出てくる。でもねぇ、それを音大出の人や関係者相手に言ってもらいたいね。言えたらたいしたもんですよ。 そういう輩は世間でピアノが良いって事になると手のひらを返すのが多いのも事実。 自分ってものが無いのかね。
 常にマジョリティに居たいが為に自分の意見をコロコロ変えるのはキライだし、疲れないか?