独り言言います。

 定演の録音CDを聴いてると、咳の音が絶え間ない。しかも口を押さえていない感じの。 今までは、録音台無しだよぉ〜、って思ってたけど、それは違う。
 咳をしてはばかられない程度の演奏なんだな。上手い演奏会って咳聞こえないでしょ。はばかられるから。下手すりゃケンカ沙汰だ。入場者の音楽を聴くレベルって、その楽団の演奏レベルと同じだと思う。
 客数なんて情宣やればやっただけ増えるのは当たり前。まあ、公的機関への公式発表で使う数字獲得のためには必要なんだけど、むなしいよな。指揮者の腕でもプレイヤーの練習でもなく、その時の情宣効果で来ただけだから、次につながらない。 咳をはばかる(?)高いレベル(平たく言や楽器経験者や学生や他楽団員)の客集めるんなら絶対演奏レベルを上げないと来ない。そう言った客は次につながる確率は高いだろ。上質の演奏をすることで、音楽を聴ける客を呼ぶことが、遠回りだけど固定客(ファン)を増やす方法だと思う。 ただし、5カ年計画くらいになると思うけど。

 ウチの団はポップスが上手いわけでもなく、本番が強いわけでもない。 ヘタな演奏を、ヘタだとわからないヒトが聴いてるから、うまくいったように思えるだけ。そう言った人たちは、大音量で『ジャジャーーン!!』って吹けば乗ってくれて、拍手喝采するんだよね。あぁ勘違い。

 学生の時はパートリーダーが全員のパート割りを指揮者に提出してた。ウチもそれやれば個々人が責任持って吹くと思うわ。 少なくとも本番で他人が吹くと思って休んだという、バカが極まった事は防げるだろうし。

 と言っても今の運営じゃ、目先の集客優先なんだろうな。