遠征まとめメモ

▼2/16
 朝7時集合→自主的に6:05羽田2タミ着でオニギリを食べる。 AIRDOの運航状況は、天候調査次第の条件付運航、要はヤバけりゃ羽田に引き返すけど何か?この場合、翌日のAirAsiaは「行けなかったのはお前の都合だしキャンセル不可だけど?」な具合。至極当然。
 7時にE氏と合流し、脚立を預けて検査場へ。空の水筒が引っ掛かった・・・。 7:45オンタイムでプッシュバック。上がりは北方面なのでRW34R。快適な巡航。そして現地は予想外の快晴。予想通りの寒さ。昼間で東京の深夜くらいの温度。 着陸は新千歳RW01R。離陸は01L。ILSのCat.3bは01Lだけなのね。Cat.1は両RW設置。
 預けた脚立を受け取りターミナルの北海道ラーメン道場へ。10時前だと海老の一幻が開いてなかったので、ラーメン次郎長で味噌と餃子を食べる。うまい&暑い。
 朝食兼昼食後、トヨタレンタカーでVitz(スタッドレス&4WD&カーナビ)を借りて出発。どのレンタカー屋も営業所はマイクロバスで10分くらい走る。 初めての積雪運転だったが、スタッドレスと4WDの威力を思い知る。 途中で政府専用機のハンガー見た。きれい。
 E氏ナビに言われるまま道道130号線(空港と自衛隊の間の道路)を南下。長い直線をひた走ってると、急に左手にガードレールが無い部分がある。標識も何もないので存在を知らなければ曲がれないし、夏でもどこにつながっているかが林で見えないので、普通は怖くて曲がれない。 この道は滑走路に45度斜めに直進するが、最後は空港フェンスで行き止まり。工事車両用の門も何もない。開港前の工事道路とすると相当昔だし、山の斜面を横切る起伏の激しい細い林道は工事車両が通れないと思う。立ち入り禁止でも何でもない。何なんだろう。 英雄的同志諸君の成し遂げた結晶であろうか。 ま、とにかくありがたい。正直、夏でも枝が車体にぶつかって通りたくないし、地元でも行かない人のほうが多い道だろう。 しかも非除雪&超積雪&超初心者の半ベソ俺(37歳)。 4WDでトラクションは効くんだけど、グリップ以上のアクセルを踏んだ瞬間、登坂で傾斜した右方向に横滑りして落ちそうになる。細かい修正舵効くので助かったが。

 フェンス前到着後、停めるところわからず中途半端に置いてたら、後から来た地元の人に「割りとアクセル吹かしてくるので脇によけたほうが安全だよ」とのこと。飛ばすというより、勢い付けないと底でスタックするような坂。 その人はスーツで革靴だったけど・・・(決め打ち狙い)。 後から来たパジェロは悠々だった。さすがだ。もう一組は林道前のガードレールの内側に停めて徒歩らしい。一番正解かも。 Vitzでよくここまで来られたな。 無知ゆえの怖いもの知らずだったかもしれん。

 11時頃に現地着。 着陸01R、離陸01Lともに西側から東に向かって撮るので楽。しかも目前にタキシーがあるので左右両面が撮れる。 冬なら12時前から順光。エバー航空の副操縦士がたくさん手を振ってくれたくらいの近さ。 脚立でフェンスから上半身出てるので丸見えだな(セキュリティ大丈夫?)。ちょっと嬉しかった。 羽田・成田の異常なまでのセキュリティに慣れてると、地方空港が自由過ぎてコッチが不安になる。

エバー航空 A330-200(B-16309) コーパイが手を振って、機長もコッチ見て笑ってた。飛行機からは後ろに林しか見えないし、どうやって来たかわからんしね。
 撮影はいたって順調。楽しい。ただ、ビデオカメラを20秒保持するだけで、指先の感覚が無くなるので、ボタン操作がキツイ。耳も短時間出してるだけで痛い。ネックウォーマーを鼻まで掛けて本当に眼だけ出す。が、そうすると呼気が登ってきてファインダーが曇る・・・のでその時だけ外す→撮る→寒い→湯気→外すのエンドレス。
 片栗粉のような雪が一切溶けない温度で、結局16時まで5時間くらい立ってた。320枚くらい撮影。バッテリーが全然減らなかった。 靴下裏面用のカイロが全く暖かくない。靴は一切浸水してないのに氷水に浸かってたくらい足に感覚が無かった。今度は上下に貼ろう。
 スキー場は動くから暖かいんだな。道路も整備されてるし。ラクな趣味だ、金かかるけど。クルマに戻って体中があんなにガタガタ震えたのは初めて。 地元の方は、一見ラフに見えて、防寒の要所はしっかり押さえている感じがした。 あとは慣れなのかな。 雪道用の靴が1980円だったから現地調達もアリ。 札幌市街も手袋して耳も隠さないと、寒いというか痛いくてつらい。片栗粉のような雪質は歩くのはラク。 関東で雪で転んでるのは雪国の人も多いんだと、名寄に住んでた友人が言ってたな。 関東人を笑って、雪質と気温、靴底の違いに油断してすっ転ぶらしい。

ANA DHC-8-Q400 (JA856A) 通称エコボン。ボンはメーカーのボンバルディアではなく、Von Voyageのヴォン・・・らしい。ホント?
 17時にレンタカーを返し、エアポート快速17:19発で札幌駅へ。
南口の市街を散策した。 アーケードのあるのは『狸小路』で、すすきのはその南の大通りなのね。ずっとアーケードがすすきのだと思ってた・・・。 夕食はヤマダモンゴル狸小路店でジンギスカン食べてサッポロクラシックを飲んだ。おいしい。基本的に予約が必要で、偶然入れた感じだった。 しばらく散策してホテルルートイン札幌駅前北口別館に戻って明日の予定調整。 角部屋で広くて安い。 朝食バイキングがかなり充実しててお得。大浴場有り。チェックアウト後、荷物を当日17時迄預ってくれる。0時で寒さで疲労困憊で就寝。
ジンギスカンの終り頃にくしゃみが止まらなくなり、結局寝る迄ずっとくしゃみしてた。なんなんだか。鼻が痛い。

▼2/17
 遠征にしては遅めの7:30起床。朝食バイキングを食べて脚立を預け、カメラを観光モードの標準ズームに付け替えて衣類等を札幌駅のコインロッカーーへ。 函館本線小樽行き8:50発搭乗(約40分)。 小樽のレンガ・運河を見て、あちこち周って海鮮丼を食べる。午後は札幌に戻って、赤レンガ庁舎(旧道庁)、テレビ塔、時計台を見学。 テレビ塔展望台は90m。俺にとっては十分恐ろしい高さだ。十分高いけど押上タワーの1/4。高過ぎ。
 この時期は晴れてたのに急に吹雪いて、また晴れて、という天気なので、予報があてにならない。 が、傘をさす人がほとんどいないので、歩きやすい。 帰りがけにオッサン2人雪印パーラー本店に入って、俺はレアチーズパフェを食べる。うまい。12:40発札幌行きに乗って、一旦札幌駅降りて荷物を拾って、脚立を宅配便に出して新千歳へ。
 エアアジアのチェックインしてから、夕食こそは一幻だ!と思ったら20人くらいの行列・・・。 空港で並ぶのはハイリスクなので、関東にもある味の時計台で味噌を食べる。うまい。 つか2日目は飛行機要素ゼロだな。 食後は解散してお土産漁り。バターサンド、じゃがポックルをたくさん買う。 あと、E氏絶賛の小樽洋菓子店 ルタオ(LeTAO) のチーズケーキ ドゥーブル・フロマージュを知人に発送。お口に合うかどうか。 通販でも買えるケドね。15cmくらいのホールケーキ。冷凍で発送。生だと2日で消費期限。 んー、どうやらこういうの知らないのは俺だけっぽいな・・・。

 理由はわからんが、エアアジアは検査場の隣りのブースでハンコを押してもらうルール。 とりあえず沖縄の時のダッシュ搭乗にならぬよう、アツモノに懲りてナマスを吹く精神で1時間前に入場(早過ぎ)。 俺が入った後に一気に団体の大行列になった。 定刻1915が1925発にディレイ。 E氏合流し、機内へ。 結局30分のディレイ。 機材はA320-200。新造機らしく綺麗。標準の3-3、6アブレストで超ナロー・アイルだけどシートはゆったりで背もたれも高く、昔乗ったA320と比べて全然違った。最近はどの会社も換えてるようだね。
 で、俺氏・E氏が昨日震えて撮っていた山林を右手に眺めつつ、RW01Lからローリングで上がった。 エアアジアの乗務員は少し茶髪で髪を下ろしていて、赤い七分袖のスーツ、赤マニキュアなので、モーターショーののコンパニオンみたい。全然嫌いではない。うん。機体もスーツも、少量のピンク系が入った赤なので、個人的に好きな色。写真撮ると発色いいんだよなー。
 初めて使う成田は、BランのRW16Lに着陸。北側展望台で撮れるヤツね。 沖留め(オープンスポット)なので、バスでターミナルへ直行。 2タミのサテライトに行ってみたかった。 21:30到着したものの、ちょうどいいのが22:19発最終東京行き。成田で20分待って成田線に乗り換えて日付変わって帰宅。交通の便悪すぎ。
 駅前のオリジン弁当買って食べて翌日の仕事の準備して風呂入ってPCで成果物の確認して(反省点多すぎ)、お土産の整理して就寝。

以上