コンデジの接写モード。マクロ欲しいなぁ。
20日に調整出したフルートが仕上がったので受け取りと、団のPicの調子が悪いので見てもらった。キーの戻り異常はメカのせいで、分解清掃が必要。で、タンポもこれから使ったらすぐ傍聴するものがあるので交換が必要で、しめて1万円弱ってとこ。本当はタンポ全交換してもいい時期みたいで、それやると25,000円。中古で試奏無しで5万で買ったので、微妙。
 フルートは調子よく鳴ってる感じ。使ってるうちに徐々に悪くなっていくので、音が出なくてもそんなもんか、って感じになるので、故障まで気づかないらしい。 もう10年以上使ってるのでこまめに出そう。

 で、ちょうど今日はその店でヤマハフルートフェア的なことやってて、イロイロ吹かせてもらった。YFL-684、YFL-784、YFL-711(H管)、YFL-814W(木管)、YFL-991D(9金)、YFL-884Merveille(メルヴェイユ:総銀)。
 684は管が銀でキーは洋銀。なんか今使ってるミヤザワのフルートに近い感じで吹きやすい。元々鳴りの良いモデルらしく、吹奏楽ではちょうどいいかも。楽しい。
 ただ700番台以降の総銀のほうが音は好きかな。音色と言うより低音域や弱音域で安定した音でコントロールしやすいと思った。あ〜、買うならこのクラスが欲しいけど60万くらいか・・・。はぁ・・・。ゴールドフルートも吹いたけど思ったより重くなかったのが意外。銀と同じ厚みにすると重くて音が響かないみたい。でも、吹いた音がチョットだけ先生の音だった。ゴールドの音色(オンショク)。でもほんの一瞬だけ。好きな音だけど、30過ぎてで160万はさすがに・・・。ま、正直なところ、自分の練度不足のせいか驚くほどの吹奏感の違いが無かった。 ほんの入り口なんだろうな。買っても良さを引き出しきれないだろう。もったないというより、そんな人間に吹かれる楽器がかわいそうだ。
 木製フルートは音が優しいけど予想外に芯のはっきりした感じ。けっこう好きな音かも。手入れが大変そうだ。木管の人って大変だな(他人事)。
 最後にメルヴェイユっていう最近のコンセプトモデルを吹かせてもらった。メルヴェイユシリーズで唯一総銀(他は14Kで250万くらい)でお値段も100万弱のもの。総銀でも、質の高い銀とのことでなかなかよかったデス。ヤマハのサイトにも特別サイトで工藤重典氏が話してる。

 散々吹いたものの、700シリーズ以上は正直なところあまり違いがわからないかな。ただ、吹いてて気持ちいいくらい響くし自由に吹ける感じ。演奏者のイメージと同じ音が素直に出しやすい感じ(あくまで出しやすいというだけで勝手に出してくれるわけじゃない)。なので、逆に気を抜いて適当に吹くことができない。

 H足部管付を初めて吹いた。管体が数センチ長くなるので低音域が安定しやすいと聞いたことあったんだけど、このグレードで新品の楽器となると、全部安定して出せるので、あまり必要ないかな、って思った。 ま、持ってるとかなりカッコイイけど。

 このグレードだと普通にEメカ装備されてるんだけど、自分の予備用フルート(スチューデントモデル:総洋銀)のEメカと違って、他の音と音色が変らない。 自分のは、明らかに作った音!!って感じで、きちんと出るんだけど、Eメカが無い楽器で出し慣れてる俺からすると変な感じ。今日の試奏では感じなかった。 同じ機構でもグレードで違いがあるのかな。