OB演練 第1回/全6回

 朝8時に出て9:30着。7年ぶりくらいにA霞校舎へ行った。駅と駅前が、建物からしてスッカリ変わっていた。また、橋が造られて近道が整備されたので、徒歩で5分ほど短縮。けっこうラク。
 練習は全6回ともK本先生が指導。オソロシイ。 で午前中はOB集合・説明・参加費支払い後に各パート部屋へ。現役がすでに音出し中。で、自己紹介とパートの基礎練が始まる1時間強ずっと基礎練。誰も曲をさらわないのね。ロングトーン・12音階スケール・アルペジオ・ビブラート・・・、今は手を抜いてることを思い知らされる。部活の時は、30分くらい音出ししてからじゃないと合奏入れなかたしなぁ。やっぱり音出しを丁寧にやったほうが、後の曲練習に余裕できるし。
 で、1時間の昼飯後、14時から鬼の合奏。例によってK本先生が至近距離。ま、FLの宿命です。今日は休みもいるようで、約100人強。FLは最前列でギュウギュウ。管体を右の子の後ろ側にまわして構えないとぶつかる。譜面台ですら少しかさなってるし。悪いことに譜面がB4でデカイ。この大所帯がなんか懐かしい。 こんな状態なので左耳のすぐ近くで左の子の音が聞こえる状態。左に座った子が自分が出したい理想の音っぽくてずっとそれに合わせるようにしてた。芯のあるきれいな音。こういったオトナの音を出したいんだが。 でね、逆に言えば、自分の音は右の現役の子に丸聞こえなわけで・・・(汗)。すげぇプレッシャー。一つの音を出すのに、こんなに集中した合奏はかなり久し振りかも。
 最初に全曲を普通の速さでノンストップで通してから部分練習。で『オイオイ、初回からin Tempoかよ!!』って思ってたら、先生が『最初だから少し遅めにやってます。本番はもうちょっと早いんでよろしく』って。 ・・・マジで引いたわ。その遅いのがTR吹の本番より全然早いんだぜ、マジで。悪い冗談だろ。最後の16分音符とかフルート壊れちゃうくらいキーを叩きまくりだし(押すではなく叩く)。
 で、あっという間に2時間経ち、休憩後また同じ感じで2時間。 つか(なかば強制的に)相当集中してたせいか、短く感じた。が、疲れは4時間分ガッツリ来ました。 この後現役は合奏があるようでして。 現役スゲェ。 つか俺こんなのを4年間年中やってたんだと思うと、すごいな。 帰りの電車で『疲れた』しか言ってない・・・。ハラが減って秋葉原駅の立ち食いで天ぷらうどんを食べて無事帰宅。

 プロの指揮者だと、慣れないとぱっと見何拍子?って事も(初見の時ですら)あるわけだけど、そもそも自分でカウントできないほうがオカシイということになる。指揮者をメトロノーム代わりにしてる勘違いしたヤツらは基礎からやり直せ、と。失礼だろ。
 合奏中は16分音符の早いパッセージをゆっくりからやるなどとヌルイことはやらず、指示の大半が冒頭・中間部などのいわゆる歌い所の音楽の構成、歌い方、アーティキュレーション、各楽器のつながりなどを細かく分析して伝えるので、金管や低音への指示でも、音楽の参考になるので、吹いていようがいまいが『ヒマ』と言うことが無い。同じフレーズでそれをやらなかったら、他パートでも怒られるし。 ま、速いパッセージは個人練でやっておくというのは当たり前って前提があるんだけどさ。初見だから曲にならないってのが許されないので、合奏中の長めの休みでも必死こいて指さらいするのが普通な状態。

 で、初回の4時間耐久(4耐)は無事(?)終わったわけで。再来週はガチで木セク・金セク練習するらしい。マジかよ!!こりゃ本気だ。
 練習前に『OBの皆さん楽しくやれれば、それで十分です!!』って言ってたんだけどな。ま、自分はそっちのほうが"楽しい"から良いんだけど。

 そうそう、パートは1st FLUTE。理由は"並んだ順"。ま、そんなもんでしょ。PICは現役のパートリーダーの子がやる。うまい。