予想屋

 演奏中に舞台後方の東から西へ向かう旅客機について。遠くでやや右旋回してた数機の機体。
 さほど高度もとってないので、成田のディパーチュアだろう。もし中部国際や関西国際なら30,000ft以上あると思うし。

写真1:SID(Standard Instrument Departure 標準計器出発)
 今日は、南風だったので、成田の滑走路16を離陸して、空港から12nmの大網海岸上空で太平洋に出て左旋回でズバッとUターンして再度空港上空を14,000ftで通過するSID"ナリタリバーサル6ディパーチュア(写真1)"を使ったと思う。これだと北側のさくら公園でバンバン着陸が見られます。

写真2:モリヤトランジッション
 成田上空を通過後、1,000ftクライムしてモリヤVOR/DME(今度の合宿所の手前付近)を15,000ft以上で通過する"モリヤトランジッション"に乗る。そして関宿VOR/DMEで磁方位350度に右旋回し、"ニイガタトランジッション"へ。新潟も国際線の重要なウェイポイント。
 これで、演奏する舞台の背後から東北東に向かった機体が遠くのほうで右旋回するのも納得だし、高度が若干低めなのも納得かと。これ以外だとすると航空法違反で航空会社に相当のペナルティが課せられるはず。

 旅客機をずぅっと眺めてる同類は、いっつもこんな事考えて見てたりしてると思ワレ。だから豆粒にしか見えない旅客機でも割と見ていられたりするんじゃないかな。機種あてなんて既に通り過ぎた話。情報量の差が楽しみの幅を左右する趣味なので、ちょっとでも遠のいてると一気にわからなくなってつまらなくなる。楽器と一緒かも。金払えば一定以上の楽しみが保証される趣味のほうがラクで良いんだけど、底が浅いし・・・。

[写真:出発進入経路マップVer.3(イカロス出版)より]